扇形見台正面
これは錦琵琶が始まったころに制定された扇形の見台、水藤錦穣が使用した実物です。全部で6のパーツからなり組み立て式です。
材は扇形の部分が椿か柊、その他の柱や台座部分が桑だと思われますが未確認です。扇部分は実際に閉じて収納します。扇の下に十文字の台座があり、それに乗せて固定し要の部分にネジ止めします。
大変優雅ですが譜や全体の安定性には疑問があり、復刻するなら材料による重さのバランスや譜面の固定方法など改良の余地があると思われます。
分解状態
扇形見台ベース部分
ベースと柱部分
扇形見台背面
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