速見是水 -大正初期の女流薩摩琵琶奏者-

速見是水 (はやみしすい1905-1981)大正期の錦心流で当時ナンバーワンと称された女流演奏家、

速見是水 (16歳当時)

明治38年北海道札幌市出身、7歳で柴田蜂鶴に薩摩琵琶の手ほどきを受け、11歳で錦心流の名手野村潮水師に入門、13歳まで一心に修行に励み大正7年兄と共に上京、東京青山に兄妹で教授所を開く。以来都内各演奏会場で喝采を受け大正9年には読売新聞社に推奨され女流琵琶奏者として当時花形だった高峰琵琶の井上鶴子と人気を二分した。

研究用音源 (リンクはご自由に、再配布は禁止します。)

吉野懐古 1969
物狂   1971
別れの国家1971
蝙蛾   1972
巨星墜つ 1972(新曲。坂本龍馬の最期)
重衡   1972
    1972
忠度   1972

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